知ってると便利?なエラーコード

Macを使っていれば、必ず(?)遭遇するエラーやフリーズ。
その原因をつかむために少しでも役立てば良いと思ってこのページを作りました。

参考までにどうぞ!


正数のエラーコード

01:バスエラー メモリアクセスエラー
存在しないメモリにアクセスしようとしたときに発生する
02:アドレスエラー プロセッサが偶数番号RAMアドレスにアクセスするところ奇数番号にアクセスした時に発生する
Mac PlusとSEのみで発生
03:不正な命令 Macが理解できない命令を発行した時に発生する
04:ゼロ除算エラー 主にプログラムのバグによって発生する
プログラマの忘れ物
05:レンジチェックエラー 範囲チェックしたときに、その数が範囲外だった時に発生する
06:オーバーフローエラー ある数がソフトウェアの割り当てサイズよりも大きかった時に発生する
07:特権違反 プログラミング中に発生する
一般ユーザには関係ない
08:トレースモードエラー プロセッサがトレースモードに切り替わったときに発生する
プログラマにしか関係ない
09および10:不正な命令 Macが理解できない命令を発行した時に発生する
03とほぼ一緒
12:インプリメントされていないコアルーチン デバッグ過程で取り残されたゴミ
プログラマの忘れ物
13:割り込み命令エラー 外部デバイスとプログラムの対話方法をMacに伝える命令が無いときに発生する
15:セグメントローダーエラー セグメントローダーが機能できない時に発生する
20:スタックのヒープ領域不足 メモリ不足が原因だが、誤って表示されることも多い
25:メモリ不足エラー メモリ不足が原因だが、誤って表示されることも多い
26:不正なプログラムの起動 Macで起動できないプログラムを起動しようとした時に発生する
プログラムの再インストールが必要
26-27および30-31:パッケージの損失 システムソフトウェアの命令セット、いわゆるパッケージが損失している時に発生する
システムの再インストールが必要

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負数のエラーコード

0〜-8 一般的なシステムエラー
-9〜-21 カラーマネージャのエラー
-17〜-61 入出力に関するエラー
-34 空きディスクが無いときに発生する
-35 目的のディスクがない時または見つけられない時に発生する
-37 不正なファイル名エラー
-39 ディスクに問題があるか、破損ファイルがディスク上にあるときに発生する
-41 ファイルが大きすぎる時に発生する
-42 開いているファイルが多すぎる時に発生する
-44、-46 ディスクがロックされている時に発生する
-53〜-57 不正なディスク要求
-60 ディレクトリに問題がある時に発生する
-64〜-66 フォントの問題
-64〜-90 ディスクの読み取りエラー
-91〜-99 AppleTalkのエラー
-108〜-117 メモリ割り当てエラー
-120〜-127 HFSエラー
-126〜-128 メニューの問題
-130〜-132 その他のHFSエラー
-147〜-158 カラーマネージャの問題
-185〜-199 リソースマネージャの問題
-200〜-232 サウンドおよびサウンドファイルの問題
-250〜-261 MIDIマネージャの問題

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Sad MacSad Macコード

0001 ROMに問題がある
チップ自体が壊れているか、取り付け方が間違っている可能性がある
0002 バンクBのSIMMに問題がある(2つのバンクを持っているマシン)
0003 バンクBのその他の問題
0004 バンクAのSIMMに問題がある
0006 ADBポートに問題がある
キーボードやマウスを抜き差しすると治る場合がある
0008 0006と同様
000A NuBusに問題がある
000B SCSI関連に問題がある
000C フロッピィドライブに問題がある
000D プリンタポート、またはモデムポートに問題がある

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良く見かけるエラーメッセージ

「エラータイプ11」 原因を突き止めるのは難しいが、一般的にコンフリクトや破損フォント、PowerPC非対応プログラムによって起こる場合が多いようです。
俗に言う「ハードウェア除外エラー」。
「コプロセッサがありません」 このメッセージを信用してはいけません。なぜならほとんどのMacにはコプロセッサが搭載されているからです。なぜこのメッセージが表示されるかというと・・・エラーが発生したときにMacは適当なエラーメッセージをリストから探します。その時に適当なメッセージが見つからず、仕方なくそのリストの最後にあるこのメッセージを表示させてしまうのです。
裏を返せば原因不明のエラーと言うことになります。
「アプリケーションが予期せず終了しました」 メモリ不足が原因。メッセージの通り予期せずメモリを使い果たしてしまった時に発生します。
プログラムの互換性やバージョンによっても発生することがあります。
割り当てメモリを増やしましょう。
「アプリケーションが見つかりません」 ・本当にアプリケーションが無い
→アプリをインストールしましょう。
・異なるバージョンのアプリが存在する
→古い方を削除しましょう。
・クリエータコードが壊れている
→クリエータコードを修正しましょう。(ResEdit等を使用)
などの原因が考えられます。
「不正なFライン命令」 このメッセージもあまり信用できません。
通常は、メモリ・ロケーションエラーかプログラムコードの間違った場所にある「F」の文字に当たった時などに発生することが多いようです。
プログラムを再インストールしましょう。
「バスエラー」 ハードディスクをソフトウェアの互換性が無い場合に発生することが多いようです。
ドライバをアップデートしましょう。
その他の原因として、仮想メモリ、32bitアドレッシング、System7との互換性の問題や機能拡張のコンフリクトが考えられます。

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